concept ハルキゲニアラボについて

2020年4月、一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)は、地域に新たな資源の循環を生み出すことを目的として、将来的にその循環を担いエコシステムとなりうる事業アイディアを持った団体を対象に、資金提供および半年間の事業支援を行う研究開発プログラム、ハルキゲニアラボ/HALLUCIGENIA LAB.を開始いたしました。これからのインパクト投資には、既存の金融システムの変革に加え、自助・公助・共助を再定義するようなおカネの流れの再構築や、新たな価値交換の仕組みなど、持続的な社会課題解決と価値創造を支える新たな経済(インパクトエコノミー)の創出が必要と考えます。SIIFでは新たな資源循環のためのエコシステムの構築を志向し、モデルの創出やプレーヤーの育成を行っています。

ハルキゲニアラボについて

新たな資源の循環が最も求められている「地域」をフィールドとして、今後のエコシステムづくりに資するような事業者に対して、資金提供及び半年間の事業支援プログラムを行い、支援の過程を通じて「新たな資源循環の仕組みづくり」における成功要因の抽出や事業化プロセスの形式化を目指します。

扱う課題

ハルキゲニアラボでは、地域における持続的な社会の実現のために、「ヒト・モノ・カネ」のリソース(資源)の循環の問題を扱います。外部による短期的・局所的なリソースの投下を超え、地域が自立しながら継続的にリソースを獲得し、拡大するような新たな仕組みづくりを実現していくために、「いかにして外部から資源を継続的に呼び込むか」「どのように獲得した資源を地域の中で循環・活用していくか」に対して徹底的に考えていきます。

アプローチ

ハルキゲニアラボではこの課題に対するアプローチとして、下記の2つの観点から事業者の支援に取り組みます。

非経済的な価値の交換や新しいインセンティブの創出といった
オルタナティブな経済を軸にした地域のあり方やビジネスの仕組みの創出

「共感」や「支え合い」などの非経済的な価値の交換やインセンティブの可視化を行い、コミュニケーションやビジネスの中に組み込むことで、経済的なインセンティブのみではないお金の流通機会や資源の循環を成立させていく。

自己拡大可能なエコシステム(仕組み)としての事業開発

各事業を持続的なエコシステムとして捉えることで「人々やモノを有機的に結びつけて維持するような社会の仕組みはなにか」「自立的に機能するために自己継続性や拡大性をいかに持つことができるか」「必要となる資源を長期的に獲得するために都市部や他の社会とどのように連携するか」を探索的に考えていくことで成功要因を見つけていくことを目指す。