ハルキゲニアラボのコンセプトにつながる
概念等のご紹介です。
ハルキゲニア
「ハルキゲニア」とは、多様な生物が爆発的に誕生したカンブリア紀において生息していたとされる生物。発見当初は頭部だと思われていた部位が実は尾であるなどと奇妙な構造を持っていたとされ、研究が進むにつれて新たな解釈が生まれている。ハルキゲニアラボでは、ユニークさと多様性を体現する存在として、事業アイディアをハルキゲニアとして呼び、現段階では評価が難しい事業やチャレンジングな取り組みを後世のために、社会の中に複数生み出していくことを目的としている。
社会的インパクトマネジメント
「社会的インパクトマネジメント」とは、社会的インパクトの観点から、事業によって生み出される成果を計測・活用し、実施や改善、意思決定につなげることで事業の社会的インパクトを拡大するための方法論のこと。ハルキゲニアラボでは社会的インパクトマネジメントを中心的な概念/ツールとして捉え、実際にロジックモデルの作成やKPIの設定を行い、各事業のあり方を整理することで、自分たちの事業の社会的インパクトをどのようにして拡大していくかを可視化していく。
エコシステムプレーヤー
「エコシステムプレーヤー」とは、地域に持続可能な社会を生み出すために、単体の事業や生業を作ることを超えて、共通のエコシステム(あらたな資源循環を生み出すような生態系)となるプラットフォームを作ることに取り組む事業者のこと。ハルキゲニアラボでは、エコシステムプレーヤーの事業開発支援に特化したプログラムを提供している。
新たな資源循環
社会的インパクト投資の目的として、インパクトに向けた新しい資金の循環や流入を生み出すことだけではなく、地域に必要となるヒトやモノなどのリソース自体を生み出し、循環させることで持続的な社会を実現しようとする考え方。
オルタナティブ
SIIFの事業戦略テーマの一つ。既存の資本主義経済や貨幣的な価値交換の追求から離れて、「共感」や「信頼」「支え合い」といった人々の繋がりや非経済的な価値の交換を組み込んだ新しい社会像を探求しようとする試み。